フェア終了のご案内

「いしかわ伝統工芸フェア2024」は閉幕いたしました。

多くの皆様にご来場頂き誠にありがとうございました。


2024年2月吉日
石川県伝統産業合同見本市実行委員会一同

いしかわ工芸通り

Ishikawa Craft Street

石川県内から選ばれた40の工芸専門店がこの会場に出展します。
春の新作品、石川県内でもなかなか目にすることが出来ない伝統的工芸品を
フェア特価でご奉仕いたします。

Ishikawa Craft Street
いしかわ工芸通り

石川県内から選ばれた40の工芸専門店が、商品総数約20,000点を取り揃えて、この会場に出展します。
石川県内でもなかなか目にすることが出来ない伝統工芸品をフェア特価でご奉仕いたします。

※画像は昨年の工芸フェアの様子です

LIFE with CRAFT
-工芸のある暮らし展-

〜今、工芸が新らしい!時代が工芸を求めている〜
朝、いっぱいの珈琲を飲むマグカップの手触り、
手の中に収まるお味噌汁の椀の温もり・・・会場で本物の豊かさをご紹介いたします。

地 理

石川の地質が育んだ食文化と器

石川には、地質と地形が長い年月で作られた豊かな土壌があります。この地質が育んだ食文化を食材と盛り付けの器と共にご紹介いたします。

歴 史

加賀藩・武士のおもてなしと器

藩政時代、加賀藩・武士のもてなしの代表として、寛永6年の加賀藩江戸屋敷への3代将軍家光公の「御成」の宴を創造展示いたします。

文 化

お茶とお茶菓子・お酒・着物

藩政時代から奨励され愛されたお茶(抹茶・緑茶・ほうじ茶)とお菓子を、茶道具、酒器、着物と共に展示いたします。


いしかわのカジュアル工芸Collection

〜いしかわの伝統工芸&銀座ロフト タイアップ展〜
銀座ロフトでも同時開催2/15〜2/28
テーブルウェア/リビング小物など
若い感性に響く工芸品を銀座ロフトがセレクトしてご紹介します。

各種催事のご案内

いしかわの食文化と器展
石川が歴史の中で育んだ食文化を器を通してご紹介

いしかわのキャラクター工芸品展
ガンダム、ドラえもん、などの人気キャラクター工芸品がいっぱい!

中央ステージショー
笛・琴の演奏
九谷焼オークション

工芸ワークショップ(2/16・17)
石川県の伝統工芸の手技を体験

食文化フォーラム(2/17 14:00〜)
参加無料
先着申込:50名様 ※要予約
講師:十一代大樋長左衛門さん
演題:石川のうつわの哲学
※事前予約は申込フォーム


工芸体験教室
〜石川県の伝統工芸の手技を体験しませんか?〜

6F特設会場(各10人・60分)

●参加費●
加賀蒔絵3,500円
腕輪念珠・加賀刺繍2,000円
輪島塗沈金3,000円
価格は全て税込です。
当日受付でお支払いとなります。

2/16(金)

13:00


加賀蒔絵

加賀刺繍

15:00


腕輪念珠

輪島塗沈金

2/17(土)

11:00


腕輪念珠

輪島塗沈金

13:00


加賀蒔絵

加賀刺繍

事前電話予約 076-256-1337  (月〜金 10時〜16時)
または申込フォームはこちら⬇︎

先着順となりますので、お申し込みは事前にご予約ください。

中央ステージショー

2/16(金)
11:30 笛・琴演奏「いしかわの調べ」
12:30 能美市観光PR
13:00 九谷焼オークション

2/17(土)
12:30 能美市観光PR
13:00 九谷焼オークション

藤舎 眞衣 氏
北村 雅恋 氏

その他の見どころ

●希少伝統工芸品コーナー
●金箔相談コーナー
●漆工芸よろず相談所
●会期中ひゃくまんさんがやってくる。
●お茶・和菓子・お酒販売コーナー
●石川県/市・町の観光PRコーナー

石川県観光PRマスコットキャラクター
「ひゃくまんさん」

関連催事

いしかわの伝統工芸&銀座ロフト
銀座ロフトでも同時開催2/15〜2/28

記念品プレゼント
フェア会場内店舗で1,000円以上お買い上げの方にスタンプを押印
スタンプ3つ集めると「石川の伝統工芸品をプレゼント」

※スタンプを3つ集めて中央受付にご提示ください。銀座ロフト会場は対象外です。

ご来場のお客様へのお願い


1)会場は徹底した換気(オープンスペース)が施されております。寒さ対応の厚着にてご来場ください。
2)車いすをご利用の方、お身体が不自由な方について、係員の判断により優先的に入場を行う場合があります。
3)会場内でのお願い事項
・会場内での飲食、喫煙は出来ません。会場内に喫煙スペースはありません。
・都合により、当日の内容の一部を変更する場合がございます。
・会場内では携帯電話をマナーモードに設定いただき通話はご遠慮ください。
・火気、危険物、その他主催者が危険と判断した物の会場への持ち込みは固くお断りします。
・盗難、置き引き、紛失等に関して、主催者は一切責任を負いません。荷物・貴重品の管理はご自身で行ってください。
・会場内のゴミ箱にマスクを捨てるのはご遠慮ください。
・本展の来場者同士または来場者と会場施設内外・周辺施設を利用する他の方や第三者との間で生じた事故・トラブル等に関して主催者は一切責任を負いません。

以上、主催者/関係スタッフは、マスク、アルコール消毒、検温管理を徹底して皆様のお越しを
心よりお待ち申し上げます。

◉天災・疫病(新型コロナウィルス感染症拡大)、不慮の事故などにより、本催事の開催が急遽中止になる場合があります。
 ご来場の前にこのホームページでご確認ください。

アクセス

会場:東京国際フォーラムB1F ロビーギャラリー

〒100-0005 東京都千代田区丸の内3丁目5-1

https://www.t-i-forum.co.jp/

車・自転車でお越しのお客様

首都高速道霞ヶ関出口から晴海通り
神田橋出口から日比谷通り
宝町出口から鍛冶橋通り
京橋出口から鍛冶橋通り

※車でご来場の方は駐車場をご利用ください。
※自転車駐輪場はありません。近隣の駐輪場をご利用ください。

電車でお越しのお客様

JR線

有楽町駅より徒歩1分
東京駅より徒歩5分(京葉線東京駅とB1F地下コンコースにて連絡)

地下鉄

有楽町線:有楽町駅(B1F地下コンコースにて連絡)
千代田線:二重橋前駅より徒歩5分/日比谷駅より徒歩7分
丸ノ内線:銀座駅より徒歩5分
銀座線 :銀座駅より徒歩7分/京橋駅より徒歩7分
三田線 :日比谷駅より徒歩5分

飛行機でお越しのお客様

成田空港

リムジンバス:東京駅まで80〜90分
JR成田エクスプレス:東京駅まで53分

羽田空港

モノレール浜松町駅まで23分
JR浜松町駅より有楽町駅まで4分

工芸ステージ

Craft Stage

会場中央のステージで石川県の魅力をお楽しみいただけます

12:00 加賀着物フロアショー

12:15 石川県/石川県内各市PRタイム

13:00 九谷焼オークション他 産地PRタイム

※新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、「工芸ステージ」を中止致します。

ご参加をご検討いただいていた皆様にはご迷惑をおかけすることとなり、大変申し訳ございません。
何とぞご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

石川県内36業種の伝統工芸

江戸時代、加賀藩主・前田家が推し進めた文化振興策によって、石川県には現代まで受け継がれる華やかな工芸文化の数々が花開きました。

「九谷焼」をはじめとする焼き物、「輪島塗」、「山中漆器」や「金沢漆器」に代表される漆芸、「加賀友禅」、「牛首紬」や「加賀繍」のような着物、
現在も金箔の全国シェア99%を誇る「金沢箔」、 漆芸や木工芸の技を盛り込んだ「金沢仏壇」や「七尾仏壇」などなど。

石川県の伝統的工芸品36業種には、百万石文化の歴史と進化の足跡が刻まれています。

国指定伝統的工芸品

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輪島塗
輪島塗の特徴は、輪島特産の「地の粉(珪藻土の一種)」を漆に混ぜて繰り返し塗る本堅地技法や、木地のいたみやすい上縁に生漆を塗る「地縁引き」などの丁寧な手作業から生まれる堅牢さにあります。使いこむごとに美しさを増す輪島塗は、用と美を兼ね備えた漆器です。

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山中漆器
山中漆器の特徴は、漉櫨を使った挽物技術にあります。木地の肌に極細の筋を入れる加飾挽きは、山中漆器が最も得意とするものです。また、豪華な高蒔絵を施した茶道具、特に、棗の制作には定評があります。

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加賀友禅
加賀友禅の特徴は、「加賀五彩」といわれる燕脂、藍、黄土、草、古代紫などの色を基調にして描かれる花や植物、風景など自然をモチーフにした写実的なデザインにあり、武家風の落ち着いた気品があるといわれています。

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九谷焼
九谷焼の特徴は、さまざまな色絵装飾(上絵付)にあります。素朴で豪快な「古九谷風」、全面に赤塗りで人物などを描く「木米風」、花鳥山水等を描いた彩色金欄手で有名な「庄三風」などがあります。

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金沢仏壇
金沢仏壇の特徴は、上品な蒔絵の美しさにあります。耐久性を重視した木地、木肌を生かした彫刻、加賀彫りの金具、障子の紗生地に金糸の刺繍、蒔絵に施された象牙や青貝の象嵌、金箔を多用した加飾から「蒔絵仏壇」ともいわれています。

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金沢箔
金沢箔の特徴は、金の輝きを失わせることなく1万分の4ミリ以下の厚さ、10円硬貨大のものを畳1枚の広さにまで均一に広げる職人の技術にあります。さらに気候風土や水質が製箔に適していたことで、金沢は金箔の国内生産の98%以上を占めるといわれています。

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七尾仏壇
七尾仏壇の特徴は、堅牢な作りにあります。主に能登の農家向けに受注生産されてきたので、扉は何層式にも折られる大型のものが作られ、運搬に便利な解体できる「柄組み」という技法も開発されました。

金沢漆器
金沢漆器は量産よりもむしろ一品物の美術工芸品といった趣が強く、調度品や茶道具が主に作られています。堅牢な塗りと高蒔絵、肉合研出蒔絵などの高度で繊細な加飾の「加賀蒔絵」として知られています。

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牛首紬
牛首袖の特徴は、釘に引っ掛けても反対に釘が抜けてしまうといわれるほどの丈夫さにあり、別名「釘抜紬」とも呼ばれています。2匹の蚕が入っている「玉繭」から直接糸を引き出して製糸しているため、絹糸は太くて節があり、素朴な美しさをもっています。

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加賀繍
加賀繍の特徴は、模様が生地の表裏とも同じであるため糸切れなどの補修が容易であることや、肉入れ刺繍やポカシなど立体感のある技法から生まれる豪華で繊細な表現にあります。一針一針丹精に作成される加賀繍は、金糸・銀糸などを多用しながらも気品にあふれています。

石川県指定伝統的工芸品

和紙
金沢市の二俣は献上紙漉き場として加賀藩の庇護を受け、加賀奉書、杉原紙、高壇紙など高級な公用紙が漉かれていました。このほか県内には金沢市の「西ノ内紙」、川北町の「雁皮紙」、輪島市の「画仙紙」などがあります。

美川仏壇
美川仏壇の特徴は、漆を何層にも塗り固めたものに型を用いて立体的な紋様を施す「堆黒」の技術にあります。秋田ヒバやイチョウを使った太くて丈夫な木割や錆地による堅牢な下地塗をもとに・内扉に研出などが多用されています。

桐工芸
金沢の桐工芸の特長は、蒔絵加飾にあります。木目の美しさに華麗な蒔絵を施している工芸品は全国でも数少ないものです。耐湿、耐火性に優れている桐の特性を生かした桐火鉢や花器、灰皿、菓子器などが生産されています。

檜細工
軽くて通気性も良く丈夫な檜細工は、山仕事や農作業用の笠として発展しました。現在は、檜笠のほか網代天井やかご、花器なども作られており、素朴な民芸品として親しまれています。

珠洲焼
現在の珠洲焼は、長らく途絶えていた珠洲焼を昭和51年に復活させたもので、須恵器の系統を継ぎ、粕薬を使わずに穴窯で焼き締める技法を用いています。珠洲の土は鉄分が多く、1200度で焼くと薪の灰が溶け、それが自然の粕薬となって渋い黒灰色となります。

加賀毛針
加賀毛針は、原材料に野鳥の羽毛を使い、その接合部分に漆や金箔を施すなど、美しさと気品にあふれています。また、高度な技術により丈夫で機能性にも優れ、大切に使えば100尾以上の鮎があがるといわれています。

稀少伝統的工芸品

大樋焼
大樋焼は、茶道と深く関わりながら発展してきた焼き物で、現在では茶碗、水指、花入のほか食器なども作られています。土作りから本焼きまで一貫して手作業で行われ、特徴である飴色の紬薬には雪国にふさわしい素朴で暖かい味があります。

加賀竿
加賀竿は、全天候に対して耐久性があり、かつ軽く扱いやすくするため、若竹を高熱加工して強靭さをもたせ、さらに漆塗で補強と装飾性を加えています。このようにして長期使用にも耐えられる堅牢さをもった実用的な美術工芸品ともいえる加賀竿が出来あがります。

木彫(加賀獅子頭)
前田家藩主・利家の入城祝いの獅子舞から発展した加賀獅子頭は、八方睨みの眼光も鋭く他産地のものより大きなのが特徴で、原木には白山麓の桐が使われています。かつては、町の守護として各町内に1基、それぞれに名工の手による作品が所蔵されていました。

加賀象嵌
象嵌とは、鉄や銅合金などの地金の表面を彫り、色彩の異なる金や銀、四分一(銀と銅の合金)などを埋め込んでいくものです。加賀象嵌の特徴は、この埋め込んだ金属が抜け落ちないように表面より奥が台形型に広くなっている「平象嵌」という技法にあります。

加賀提灯
加賀提灯は、竹ヒゴを1本1本切断して骨にすることで、螺旋状に巻いたものとは異なり、伸びが多く、1本が切れても全部がはずれることがない丈夫なものになりました。現在では祭礼用や装飾用として製作されています。

加賀水引細工
水引は、元来贈り物の飾りとして主に祝事に用いられました。語源は、麻などを水に浸して皮を剥ぎ、紐としたことにあるといわれ・紙の発達と同時に美しい水引ができたものと伝えられます。松竹梅や鶴亀、宝船飾りなどに加え、近年では人形も作られています。

金沢表具
金沢表具は、京表具の流れをくみ、百万石文化を反映してどっしりとした渋い仕上がりが多く、寸法は金沢の町家に合わせ、京寸法より短めです。現在は金沢市を中心に古い掛け軸などの文化財の修復にも携わるなど、高度な技術を誇っています。

金沢和傘
金沢和傘は、傘の中心部に和紙を4重に張るとともに周辺部に糸を二重・三重に張り、破損しやすい部分を補強するなど、丈夫なことが特徴です。戦後、丈夫で安価な洋傘に押されて需要は減りましたが、丈夫な金沢和傘は今も根強い人気があります。

郷土玩具
城下町金沢の郷土玩具としては、獅子舞や加賀鳶の姿の「加賀人形」、姫だるまの「加賀八幡起上り」、「米喰いねずみ」、「もちつき兎」などがあります。もともと子どもたちの玩具ですが、縁起をかついだり、誕生祝いや病気見舞いにも使われているものもあります。


江戸時代には武家の女性の教養の一つとして数えられていた琴は、明治以降も女性のたしなみとして城下町金沢の生活に根づいていました。金沢の琴の特徴は、蒔絵や螺鈿をふんだんに使った雅なものが多く、楽器の域を超えて芸術品や装飾品といった趣があります。

三弦
三弦は通称「三味線」と呼ばれ、邦楽や民謡、長唄には欠かせない民俗楽器として、遊芸の非常に盛んな金沢にいまでも受け継がれています。今も常磐津や長唄を習う人の多い金沢では、三弦の生産が行われています。

太鼓
石川の太鼓は音が良いことで全国に知られています。原木のケヤキやセンなどの乾燥から始める一貫作業によって作られており、特に皮は江戸時代初期から伝わる技法と霊峰白山を源とする手取川の清流によって鍛えられ、優れた耐久性と独特な音色が生み出されます。

竹細工
茶道や華道の隆盛と共に発展してきました。以来、生活用品も多く作られてきましたが、工業製品の台頭でそれらは減少し、現在では、網代編を主体とした高度な模様編で茶道具や花器などが作られて います。

茶の湯釜
昔のナベや釜などをつぶした「和鉄」を熔かして、外型と中型の間に流し込んで成型した後、酸化鉄で色を付けて仕上げます。30~50もの種類がありますが、その形は時代とともに変化してきています。茶道の盛んな金沢で脈々と受け継がれてきた工芸品です。

鶴来打刃物
鶴来町はその名にもあらわれているように、刃物鍛治が盛んな土地柄で、農耕用から山林用、家庭用まで、生活の中に息づく刃物を作り続けてきました。現在も注文に応じて、非常に珍しくなった「野鍛治」により、クワ、カマ、ナタなどを作っています。

手捺染型彫刻
友禅や小紋の柄や紋様を染めるための型紙彫刻です。薄い楮和紙を縦横に柿渋で張り合わせた紙を切り抜いてゆくのですが、その技法は半円形の小錐を使う錐彫や、正方形や星型などの文様に合わせた道具を使う道具彫りなどがあり、精級な文様を彫り上げてゆきます。

銅鑼
材料は錫と銅の合金である砂張と呼ばれる合金が使われています。 鋳型に流し込んで形成し、表面をまんべんなくたたいて金属を締めた後、焼き入れ、色付けを経て完成した銅鑼は、深い余韻を残した柔らかな音色で茶事席を静めてくれます。

七尾和ろうそく
安定した美しい炎が好まれる和ろうそくは、芯作りが重要です。イグサの髄を下地の和紙に巻きつけ、特殊なのりをつけた真綿で仕上げた芯はしっかりとした太さを持ち、安定した炎を作り出します。

能登上布
崇神天皇の皇女がこの土地に上布の作り方を伝えたことが起源といわれています。織幅に十文字絣を120個から140個織り出す絣合わせの正確さに定評があり、上布の最高級品とされています。

能登花火
割り物と呼ばれる打ち上げ花火は、星・割薬、玉皮・導火線の4つの部分から構成されています。この中で「星」と呼ばれる火薬の塊が、光や音となって空中を飛ぶ、花火の命にあたる部分です。1つの花火にはこの星が、百個から数百個組み込まれています。